解体業の解体新書 雨の日編
今回の内容は結構気になる方も多いのではないでしょうか?
それは現場作業は雨の日どうしているのか?ということです。
私も気にはなっていましたが雨の日に仕事をしていなかったので先送りにしていた内容でした。
結論から言いますと
『解体業は雨の日でも作業がある(但し雨や風の強さによる)』
です。
現場といっても色々あるわけですが塗装や土木工事等は塗料やコンクリートが固まらないというような事があるため雨の日はお休みする所が多いようです。
その点解体業はそういった事がありませんので普通に作業は行われます。
但し台風や豪雨等はやはり危険が伴うので休む所が多いようです。
強い雨だと重機以外は一旦作業は中止みたいな感じはちょこちょこありました。
今回も途中から私は作業を中止して車に避難しといていいよとの事でしたので雨が弱くなるまで車にいました。
水撒きが私の作業でしたので水撒きが不要になるのも大きな理由ですね。
雨の度合いで作業指示が変わっていきますのでこの辺りも現場監督のさじ加減だと思います。
期限が迫っていればやはり休んでばかりもいられませんからね。
この日は9時スタートでしたが、一時間弱程の作業の後、数十分は雨待ちの時間で待機していました。
少し弱まって来ましたので作業再開です。
重機はフル稼働していましたので結構風景が変わっていました。
ここからは粉塵がかなり舞っている以外は水撒きをせずに鉄屑の仕分けや道路にブロックやゴミが出ないように瓦礫の山へ投げ入れる作業でした。
それと結構ガッツリ建物を壊している作業でしたので写真や動画を多めに撮影してました。
何点か抜粋してご紹介いたします。
解体風景2 pic.twitter.com/sdSZohyj0T
— kaitagyosho@miyamoto (@kaitagyosho) 2020年5月17日
ガラス等落ちてきたりするので大変危険です pic.twitter.com/eH3IPtgMFW
— kaitagyosho@miyamoto (@kaitagyosho) 2020年5月17日
解体風景3 pic.twitter.com/mLwWaoiqa3
— kaitagyosho@miyamoto (@kaitagyosho) 2020年5月17日
ユンボの山登り pic.twitter.com/V6ApYUzxZU
— kaitagyosho@miyamoto (@kaitagyosho) 2020年5月17日
そして12時まで作業を続けてから一時間半程の昼休憩に入りました。
ここからはユンボフル稼働でした。
水撒きはそこまで必要なかったので、足元の掃除やユンボで取るには細かすぎる瓦礫や鉄屑を手作業で仕分けしていました。
もちろんずっと放置していると粉塵は舞ってしまうので要所要所で水撒きもしっかり行います。
どうやら今日中にユンボを一機返却しなければいけなかったようで本当にノンストップでした。
おかげで綺麗に空が見える所まで解体完了です。
あとはユンボをトラックに積み込むのでまた道路にコンパネをユンボの進行方向に敷いていきます。
その後道路を綺麗に掃除して本日の業務終了です。
雨の日は濡れてしまうと寒さと不快感で疲労感が増してしまいます。
重機を扱わない作業員はいかに濡れずに作業ができるかが要です。
必ず降水確率が高い日はカッパなどの雨具を着用して仕事に挑みましょう。
通販やワークマン、ホームセンターなどで数千円で手に入ります。
ぜひご検討ください。
それでは本日は以上です。
ありがとうございました。